お知らせ

【相続/廃棄物】残置物の取扱いについて

2023年09月01日

ある日、おひとりぐらしの方が突然体調を崩し、そのまま病院から出られない生活になり介護生活⇒そのまま人生の幕を閉じる、といったことも珍しくなくなりました。こういった残置物は、大家さんが片づけようにも相続人(全員)の同意がないと片づけることはできないのが原則です。

また廃棄物は、法令上【一般廃棄物】と【産業廃棄物】に分かれ、ご家庭から出るゴミは【一般廃棄物】に分類されます。一般廃棄物とは、例えば月・木曜日にステーションに回収に来るものから「し尿」に関するものまで態様は様々です。ところが、相続や引っ越しに伴って排出される粗大ゴミ・生活ゴミの回収を【産業廃棄物】の許可しか持っていない業者が行うことがあります。これはもちろん違法です。自治体にもよりますが、こういった遺品や残置物は自治体の指定する『一時多量ごみ』によって排出することが求められます。

相続に伴う粗大ゴミや残置物、遺品の取扱いに関するご相談は、相続と廃棄物行政に詳しい当職におたずねください。