コラム

【法務相談】相談料の取扱いについて

2023年11月19日

当職事務所は基本的に業務受任とは別に相談料を(1用件につき11,000円、遠方の場合には別途交通費)お願いしています。

許認可等の申請にせよ、民事法務にせよ、法律に関する問題課題は、自分でお調べになって、自分で手続を完結させようとすればできるものがほとんどです。(当職は業務範囲外ですが、裁判所で行われる調停や訴訟のほとんども弁護士をつけずに行うことはできるはずです。相手に勝てるかどうかは別問題ですが)。

当職が考える法務家の価値は『普段なら考えなくて良いことを、考えなければならない時間を減らす』ことにある、と定義しています。法務家に相談するということは、自分で調べる時間を対価として支払って答えを買う=他のことに時間を使えるとご理解いただきたいのです。

「インターネットで広告出しているあの事務所では〇〇手続はいくらだった」とかいう方がいますが、それはその事務所の考え方であって、当職の考え方ではありませんし、当職はその考え方に追随しません。行政書士になるためには、相応の覚悟と勉強をしています。正当な価値と価値の交換はあってしかるべきだと考えます。