ちょっとこのコラムシリーズは気合を入れて書きます（笑）

相続や遺言を主たる業務としている当職事務所においても『遺言書を書きたいのですが』という相談は、実はそう多くないです。
やはり、ご自身が亡くなったあとの話ですから【縁起でもない】とか【遺った者たちでやってくれ】という意識が働くのでしょう。
何を書けばいいかもわからないし、そもそも遺言とは何かがわからない。

今回、当職と同世代のお客さまから『親に、遺言書を書くように勧めて欲しい』という相談がありました。

実はこのパターンが一番厄介なのです。
遺言書を作成して欲しい子どもや外部の者にはそれなりの思惑があります。
しかしながら、今回は親の側から『実は私も遺言書は作成した方がいいだろうかと思っていたんです』との
言葉を引き出すことができ、当職にて遺言書原案を作成し、公正証書にて遺言をされました。

遺言書を外部の意見によって作成してもらうには、技術が要ります。そのポイントの話はまた次回以降で。

遺言書原案作成のご相談には応じています。