相続(高齢者支援)・契約関連専門行政書士のかみおかです。
今日は生命保険の話です。被相続人(亡くなった人)が生命保険に加入している、というのはよくある話です。それでも、銀行通帳の引落記録をみても、毎月や毎年の掛金(保険料)の支払はないようだ。この保険は生きているのか?保険金はもらえるのか?そんなときの話です。
保険契約の内容にもよりますが、80代の被相続人で毎月の掛金を引落としにしているケースはあまり多くはないように感じています。既に掛金の支払が終わっているケースが多く、保険証券の内容を見れば保険金がもらえるのか、もらえないのか大方の判断ができます。
一番多いのは、終身保険という契約です。読んで字のごとく、身が終わった時に支払う契約ですから、保険証券が出てきたら、一応生命保険会社に問い合わせてみることをお勧めします。場合によっては、全期前納(ぜんき・ぜんのう)という方法による支払で、保険金に付加して被保険者が生前支払っていた掛金の一部が返金されることも、あります。
参考まで、養老保険という契約もありますが、終身保険と違い、満期の際に保険証券を保険会社に返却していることが多いので、あまり遺品整理していて養老保険の証書がでてきた、というケースは少ないです。お手元にある場合は、満期前もしくは満期時に返却しそびれているの可能性もありますので、保険会社に問い合わせてみてください。
他にも年金保険、定期保険や医療(入院)保険などがあったりしますが、よくわからないときは当職を呼んでください。きちんとわかるように説明します。生命保険の絡む相続は、お任せください。勤務20年の経験を活かして、きちんと受取手続がとれるようサポートします。
(投稿者・行政書士 上岡 融)
