表題の質問は、よくある質問です。

意外と知られていないのですが、相続税がかかりうる割合は、
国税庁発表の「令和４年分における相続税の申告実績概要」に
よると、亡くなった１５６万人のうち、課税は１５万人ですから、
約９．６％ということになります。

相続が発生すると必ずしも相続税を支払わなければならない、
というものではありません。むしろ、９０％の相続は
相続税は非課税だとも言えます。

ざっくりいえば、ご遺産が（３，０００万円＋６００万円✕
法定相続人の数）を超えると相続税がかかる可能性があります

たとえば、相続人が妻と子ども１人なら４，２００万円
たとえば、相続人が妻と子ども３人なら５，４００万円
を超えるかどうか、となります。
（あくまで概算です。お亡くなりになった方が生前
どのような資産異動をしていたかによっても変動します）

相続手続において、相続財産の確定は相続手続における
最重要テーマのひとつでもあります。
当職が受任した相続手続案件でも、相続税がかかるか
どうかは状況に応じて税理士と提携をしております。